2015年11月アーカイブ

動物病院の看護師ってなにか資格が必要なの?

動物病院で働く看護師さんはそもそも資格を必要とせず、
無資格でもアルバイトのような感覚で勤務することが出来ていました。
実際にはそのようなケースは稀で、しっかりと育成機関で教育を受け、
修了した人が動物看護士として働いています。
しかし、公的な資格というものが存在せず、また様々な団体が個別に
認定する民間資格を与えている状況が長く続いていました。

この状況を問題視し、動物看護師について2015年度に
公的資格化を目指すことを目標として2012年に動物看護師統一認定機構によって
新制度への移行詳細が発表され、2015年3月までに新制度への移行がされました。
新制度では動物看護師統一認定機構が実施する試験に合格した者または、
現職の動物看護師に対しては既に取得している資格や実務活動内容に基づいて、
書類審査受験という形で新制度の資格認定をしています。
これにより資格認定のないものが動物病院で看護活動をすることは認められなくなります。

このように動物看護師については、そもそも獣医師以外が診察を行うことは
想定されていなかったこともあり、現状との乖離が続いていました。
看護師という名称がついていることも誤解を招きやすく、
ペットに対して医療行為を行ってしまったり医療過誤が発生してしまうなどの
問題をはらんでいました。
また、動物看護師という名称そのものも法律で定められた名称ではなく、
人間の医療における看護師でもないものに「看護師」と名乗ることは法律上許されておらず、
早急に法律の整備が必要とされています。