2017年11月アーカイブ

看護師は配属される科にもよりますが、患者さんの「死」に直面することがあります。
最初のうちは他人とは言っても関わりを持った人の「死」を見ることで、
ショックを受けて涙することもありますし、患者さんの「死」のショックから
立ち直れなくて科を変えたり、看護師を辞めてしまう人もいます。

看護師によっては、人の死を目の当たりにしていくことで感覚が麻痺してしまい
ショックに感じない、あるいはショックに感じても切り替えが早くなる
という人も中にはいるようです。
感覚が麻痺してしまうことに対して、色々と考えさせられる人もいて
そのことで自責の念で看護師を辞める人もいます。

死に対する感覚が麻痺すると言えば聞こえがあまり良くありませんが、
看護師という仕事はそういった感傷をいつまでも引きずっていると、
他の患者さんの手前もあり良くないとも言われています。
それにショックを受けたままでは、ミスに繋がるリスクもあります。

切り替えが早いと冷たい人だなと感じる人もいるでしょうが、
看護師としての仕事を全うするためには必要なスキルとも言えるでしょう。
人ですから、死に直面すれば何らかの心の揺らぎがあるのは当然です。
それを見せるか見せないかは慣れがあるのは言うまでもありません。

見た目には普通を装っていても、一人になったときに「看護師とは何か」
「人の死とは」と言った事を考える人は少なくないと言われています。