看護師の悩み(VIP室の患者さんの対応)

<特別室に入院している患者さんの要求が多く困っています>


その患者さんは、こちらが介助する必要のない患者さんなのですが
「売店で新聞を買って来い」「入浴のときに背中を流せ」など
看護師の仕事とは言えない雑用を言いつけてきます。


自分で出来ない状態の患者さんであれば
お引き受けする雑用ですが、この方は全て自分で行うことができます。


そこでやんわりお断りすると「こっちは高い金を払って入院しているのに」と
言いたい放題の暴言が待っています。


しかし「高い金を払っている」と言われるとどこか仕方ないのかもしれないと
考えてしまうこともあります。
1日3万円を越える差額室料を払っていただいている患者さんと
生活保護で大部屋に入院している患者さんで
全く同じサービスというのも申し訳ないような気もしてしまいます。

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私が勤めていた病院では
差額室料は個室という環境に対しての料金であり
病院食や看護サービスなど保険の範疇になるものは含まれていないと
方針がしっかりしていました。


ですから、私達もこの方針に従って、逸脱した要求には
毅然と断るようにしていました。


病院食がまずいといわれれば、なぜまずいのかを説明し
自分でできることは自分でするようにお願いしました。


まずはあなたの職場、看護師長さんがどんな風に考えているのか
確かめてみてください。
こうした患者さんへのサービスについては、その患者さんだけの問題ではありません。


個別の対応を考えるのではなく、病院全体、
スタッフ全員がどんな風に対応するべきなのか方針をはっきりさせておくべきです。
そうすれば一人で悩む必要はなくなります。

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